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世界の中心で、愛をさけぶ

出演:  山田孝之 綾瀬はるか 緒方直人 桜井幸子  ほか 

 え〜、何処に書いて良いものやらわけが分からないので、随筆ページに載せたいと思います。
 本当は、1話ごと粗筋及び感想を書いていこうと思ったのですが、放送も終わってしまった今、無茶苦茶タイミングが悪い気がするのでやめてみました(老婆さん、ごめんなさいm(__)m)。
 
 そんなわけで、映画ページのように全体的な感想を書いてみたいと思います。

 まず、これだけラストが分かっているドラマって無いですよね。小説も映画も大ヒットで、よく知らない人だって「あぁ、彼女が死ぬのね」って知ってるんだもん。でも、だからこそ、丁寧にエピソードや人物を描かなければ非常に薄っぺらいドラマになっていたと思います。
 このドラマを見始めたのは、主人公の二人が気になる存在だったからです。山田孝之と綾瀬はるか。この二人は、本当に素晴らしい俳優さんになると思います。そして、脇を固める俳優さんが、皆演技が上手♪とても安心して見る事が出来ました。特に、朔ちゃん(山田孝之)とおじいちゃん(仲代達矢)の絡みが絶妙で、もっと見ていたかったです(3話でじ〜チャン死んじゃうんだもん…涙。この回が実は一番泣いた。小説では生きてるんだけどなぁ)。
 朔ちゃんとアキ(綾瀬はるか)がどうして深く惹かれあっていくかも描かれていたし、小説では殆ど出てこなかった家族や友達との関係もきちんと出てきて、とても丁寧に作られていた気がしました。小説が割合簡単に書かれているので(2時間で読んじゃったよ)、映画やドラマで膨らましやすかったのかもしれないです。まだ映画は見てませんが。

 そして、ここから先は、個人の体験がドラマにのめり込むかを分けたのかもしれない。
  
 自分と「死」との係わり合い。
 人は必ず死にます。とても大事な人が死んでしまう物語。ドラマでは、朔にとってかけがえの無い二人死んでしまいます。高校生である朔にとって、それを乗り越えるのはどんなに大変なことか…。思春期の不安定な時期に、傷を負うことは、人生を左右するといっても過言ではない気がします人によりますが。だから、17年も初恋の人の死を引きずってるのは変!!って思う人もいると思いますが、そういう人もいるって、確信を持って言えます。私個人的には、父ちゃんが去年亡くなったってのも、のめり込んだ一因だと思います。

 それから、時代背景。
 もろわたくしの高校時代とかぶるんです。設定的には、いっこ上かな。ま、でも本当によく分かります。親友のすけちゃんが東京に行く回でかかった曲は「あぁ、そうそう」と頷けるんです。個人的にはブルーハーツじゃなくて爆風スランプの「ランナー」でも良かったかな…と…(直接的過ぎるか)。髪型や眉毛や言葉使いなど、ちょいちょい突っ込みも入れたかったですが、本流じゃないですね。兎に角、私の気分と時代背景とリンクする部分がとても多かったんです。

 物凄くドラマティックな展開でもなく、ごく普通にいた高校生の物語だからこそ、心に響き余韻の残るドラマだったのです。朔とアキを見守る大人たちがとても良かった。
 守りたいもの、守るべきものをちゃんと見守らなければいけないと改めて実感した次第です。