ハムちゃん追悼文
ハムちゃんは、長女4歳の時の誕生日プレゼントです。(安売りで100円だったと言うのは内緒)私にとってみれば、学生時代から3代目のゴールデンハムスターでした。
途中金網の小屋で足を傷め、びっこひきひきになるハプニングもありましたが、それなりに2年3ヶ月一緒に生活してきました。
10月26日の朝、旦那が気がついたときには、死んでいました。
体調が悪く呆然とした頭で、そういえば無くなる2〜3日前やたらと脱走していたなと気が付きました。脱走して何処からか落ちて、怪我をしたのが原因なんだろうか??それとも、死に場所を探して脱走をしていたんだろうか??色んな思いが頭を巡りつつ、でももしかしたら「きら」が来たことも、大きな原因だったんだろうかと思い始めました。
ハムスターって普段何を考えてるか分からないけど、いきなり他の動物の匂いが入ってきたら、どうなんだろうか??
ま、原因って言ってもよくわからないんですけどね。
ハムちゃんの小さな身体は、まだ柔らかかったみたいです。
うちの庭の隅っこに、ひまわりの種や他のえさと一緒に埋めてあげました。
埋めた後、私の父が死んだときも泣かなかった次女が(単に分かってなかったんだと思いますが)、号泣し始めたのです。「ハムちゃんが死んじゃって哀しい!!」と。次女にしてみれば、1歳になる前からいたハムちゃんは、当然いる存在だったのです。
続いて、我慢していた長女も「ハムちゃん、生き返って〜!!」と泣き始めます。(いや、それは怖いぞとちょっと思ったけど)
子供二人に号泣され、ふらふらする頭を抱えつつ、なだめるのに必死でした。
午前中は結局しくしく泣き続け、午後には「ハムちゃんが死んで淋しいから、新しい子を飼わない??」と聞かれ、ずっこけましたが「死」というものに、直接触れた体験でした。
思えば、私は幼稚園の時、自分がいつかは死ぬということに気が付いて、恐ろしくて布団で泣いた記憶があります。丁度長女と同じ頃だったでしょうか。これから子供たちも色々な体験をするでしょうが、ペットが死んで泣いたことを、忘れないで貰いたいと思いました。
・・・・・・・・・・上の文章は、いろはが幼稚園年長・すんが3才の時に書いた文章です。
数年経った今では、ハムスターを飼っていたことさえ記憶に無いほど(当たり前だけど)、普通の生活をしています。今、我が家ではきらの存在が大きく家族で可愛がっており、多分彼のことを忘れる人間は居ないでしょう。
でも子供たちは、DSというゲームでバーチャルで犬を飼う遊びをしてます。譲ってしまえば存在を消せるコトを、当たり前として感じて欲しくない。やっぱり、命を命として尊べる人になって欲しいと、切実に願っています。