ハチミツとクローバー 2006年日本
出演: 桜井翔 蒼井優 加瀬亮 関めぐみ 伊勢谷友介 他
| 人が恋に落ちる瞬間をはじめて見てしまった |
| 恋をした それだけのことなのに 世界はまぶしい |
羽海野チカさんの漫画が原作の映画です。実力派の若手が出演してます。
浜美大に通う竹本(桜井翔)・森田(伊勢谷友介)・真山(加瀬亮)・あゆ(関めぐみ)は、花本研究会(境雅人扮する教授の会)で知り合った仲間。そこに、天才的な絵を描くはぐ(蒼井優)も加わって、切ない恋の一方通行が起こる。
何処にも相思相愛が無いトコに切なさ倍増です。なんて言うか、初恋胸キュンが好きな方にはたまらんだろうなぁ…。漫画的といえば物凄く漫画的。でも、これはこれで青春の1ページがあって、「こんなこともあったかも…あんなこともあったかも…」って妄想にふけるにはとても良い映画でした。
特別感動と言うわけではないけど、キャストもはまっていたし清々しく見やすかったです。若さゆえの暴挙や後先考えない行動は、やっぱりこの世代特有のものなんでしょうね。中高の思春期とは違う、青春が鮮やかな一品。
自分の子供たちにも、是非ともこんな時代を過ごして欲しいなぁ…と、親的には思ったりして。
かもめ食堂 2005年日本
出演: 小林聡美 片桐はいり もたいまさこ 他
フィンランドはヘルシンキで、日本食の店「かもめ食堂」を営んでいるさちえ(小林聡美)。客は余りいないものの、日本フェチの男の子が常連になり、その内徐々に人が集まってくる…。
なんて〜の、この、人との距離感。素晴らしいではないですか!!
小林聡美+片桐はいり+もたいまさこってキャストに、好きな人は好き♪オーラが漂っていますけど、このキャストが嫌いな人は、近寄らない方が良いでしょうね!ってくらいキャストから引き込まれ、素敵な映画でした。この映画、好きだなぁ〜♪
ストーリーは、なんてことは無いです。人の日常生活+αです。
でもその中に、みんな淋しいこともあるし悲しいこともあるって教えてくれる。他人の生活も、それぞれ生きていて淋しいことも悲しいこともあるんだよ。自分だけじゃないんだよって気付かせてくれます。思い上がってはいけないんだわ!!
もたいまさこが待っていた荷物や森の中で探し当てたきのこ預けられた猫など、抽象的なところはあるけれど、全てが映画の中で役割を持っていて、考えさせられる映画でした。途中女4人でサングラスして日向ぼっこ(?)してるシーンがあるんだけど、なんだかほのぼのとしていて、凄く好きなシーンです。
観た人それぞれで、受ける印象が違うんじゃないでしょうかね?この映画。
一時のハリウッドみたいに「ど〜だ〜!面白いだろ〜!!」的な押付がましさは全く無くて、ポ〜ンと「さぁ、どうだった?」って投げかけられてる気がします。
かもめ食堂で使われている家具も雑貨もシンプルだけどとても使い勝手が良さそうで、そんな小道具を見ているだけで嬉しくなります。こんなの使ってみたい♪
感想は書きにくいけど、この映画好きです!!
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ローズ 1979年アメリカ
出演: ベット・ミドラー アラン・ベイツ フレデリック・フォレスト 他
ジャニス・ジョプリンをご存知でしょうか?60年代に現れて、あっという間に亡くなってしまったロックシンガーです。そのジャニス・ジョプリンをモデルに映画化しました。 レンタルDVDのパッケージに「ベット・ミドラーの『ローズ』」って書いてあって、ちょいと違和感を覚えたものの、観たらぐいぐい引き込まれました。やっぱりライブシーンは凄い!!
最初からローズ(ベット・ミドラー)は、ボロボロです。ツアーの飛行機から降りてくるものの、目は虚ろ…ぼ〜っとしちゃって、明らかに変。でも「疲れた、休みたい」と言うローズに、マネージャーは歌うことを強要します。お金のためなのかしら?それとも歌うことしか無いローズを一番理解していたのでしょうか?よく分からないけれど、マネージャーの無茶な営業作戦やライブ設定に従って、ローズは歌い続けます。…そのライブシーンは、やっぱすげ〜〜!物凄い情緒不安定なのに、マイクを持ったら人が変わる。やっぱりこの人は歌い続けなければならなかったようです(MCはひどいこと言ってます^_^;)。
60年代のヒッピー代表みたいで、よく分からない部分もあったけれど、一人のスターになった女性が抱える孤独をとても分かりやすく映像化している気がします。ひどいことをされた故郷を見返してやりたくてスターになったけれど、本当に故郷が暖かく迎えてくれるか、とても不安。自分の周りにいる人が去ってしまうのが耐え切れないくらい淋しい。不安と淋しさを歌にぶつけたから、その歌は凄いものだけど、歌っていないときのローズはやっぱり地獄の中にいたのかもね。
多分ローズみたいな人が周りにいたら相当鬱陶しいと思う。でも、だからこそ、人をひきつけるパワーがあって心を捉えて離さないんだわ。天才と狂気はすぐ隣にいて、諸刃の刃で感動を生み出すのかも…。
お話もライブシーンも見応えのある映画。最後の歌も泣かせるけど、個人的に「When
the man loves a woman」と「Roes」が好きです♪
ショーシャンクの空に 1994年アメリカ
出演: ティム・ロビンス モーガン・フリーマン ウィリアム・サドラー
ボブ ガントン ジェームズ・ホイットモア …他
ティム・ロビンスが係る映画って好きです。暗い??ヒューマン的なのかなぁ??人間の罪と罰みたいのを、考えさせられるのが多い気がするんです。
さてこの映画、妻とその愛人を殺害したとして終身刑になった、エリート銀行員のアンディ(ティム・ロビンス)が主人公です。ショーシャンクという刑務所で20年間に及ぶ服役生活を強いられ、そこで苛酷な待遇を受けながらも、レッド(モーガン・フリーマン)など仲間ができる。さらにそれまでの知識を駆使して、刑務所の監視員などからも信頼されるようになり、そして…(結末知りたくない人は、下を読まないよ〜に)。
絶望的な状況で、長い時間を掛け脱獄の用意をしていたアンディに脱帽!頭が良い人なので、綿密に計画を立てていたことが、ラストに向って次々と分かってきます。前半部分に盛り込まれているエピソードが無駄でなく、パズルがパチパチはまるみたいに種明かしされていくのは、すっきりすっきりして小気味良い〜!!
主人公だけでなく、他の人生も凄い!終身刑とはじわじわと行われる死刑らしく、長年刑務所にいるとそこが安住の地となり、シャバ(一般社会ですな)に戻ると不安でどうしようもなくなるみたい。調達屋として立場が確保されていたレッドことモーガン・フリーマンも、アンディことティム・ロビンスがいなかったらどういう末路を迎えていたかは、観た人は全て分かっているのです。アンディがいて、本当に良かったねぇ〜…(;_;)
アンディが希望を失わなかったのは、無実の罪という他の人とは違う立場だったからかどうかは分からない。でも長い年月を掛け、アンディは「ココにいる人は全員無実の罪」と言い切るほど、罪と罰のコトを分かっていたんだと思います。
しかし、ティム・ロビンスって、無実の罪が似合いますなぁ…^_^;