出演: レニー・ゼルウィガー モーガン・フリーマン クリス・ロック 他
2000年カンヌで脚本賞・ゴールデングローブ賞で主演女優賞を取った作品です。
カンザス州に住むベティ(レニー・ゼルウィガー)は、カフェでウェイトレスをしている。夫のデルはろくでなしの中古車セールスマン。いつかは旦那の元を離れ、昼メロドラマ「愛のすべて」のように看護婦になって、素敵な医者と結ばれることを夢見ている。そんなベティの誕生日の夜、麻薬を横取りした夫のデルが、殺されてしまう。一部始終を見ていたベティは錯乱し、自分が看護婦だと思い込む…。
最初旦那が殺される所は「うげっ、えぐっ…」と思うのですが、そこさえ乗り切れば、基本的にコメディです♪レニーちゃんが、ショックの余りドラマの登場人物になりきっちゃうところは、もう可愛い♪最初はウェイトレス、次は看護婦と、コスプレしていくのも本当に可愛い♪混乱したレニーちゃんが家出をして、その車に麻薬が積まれているため、追いかけるモーガン・フリーマンが、また可愛い♪おっさんを可愛いと言うのもなんだけれど、日本で言えば「いかりや長助」さんみたいな感じかしら、いぶし銀の中にも茶目っ気があって、いい味出してます。
内容的には、レニーちゃんの勘違いに皆で付き合わされて、ドタバタコメディなんですけど、魅力的な役者さんが、魅力的な役をやっている映画は、本当に素敵です。最後のモーガン・フリーマンの台詞「ベティ・サイズモア(中略)あんたには自分がある」ってのには、なんだかジ〜んと来ました。追いかけつつも見守っていた男の、最期の言葉だったから。そしてその言葉の通り、ベティは自分を持って生きていくんだわ。うん。
レニー・ゼルウィガーとモーガン・フリーマンという俳優二人の魅力を、素敵に引き出した作品。軽〜く楽しめました♪
出演: 二コール・キッドマン ユアン・マクレガー リチャード・ロクスバーグ ジョン・レグイザモ 他
只今乗りに乗っているニコール・キッドマン主演。この作品で、初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされました。
1900年パリのムーラン・ルージュ。高級娼婦のサーティーン(ニコール・キッドマン)が貧乏作家のクリスチャン(ユアン・マクレガー)と恋に落ちます。しかし、ショーの興行資金を得る為サーティーンは公爵の愛人にならなければなりません。束の間の幸せに浸る二人。しかしサーティーンの身に悲劇の影が忍び寄ります…。
私、この「バズ・ラーマン」という監督の作品初めて見たんですけど、息もつかせぬ場面展開・恥ずかしい位のミュージカル仕立て、嫌いな人はイライラするかも…。わたくしはというと、うん、なかなか楽しめました。非常に有名な曲を、二コールやユアンに歌わせ「時代考証どうよ」とも思う部分もありましたがね。
まぁ、何と言っても二コールの綺麗なこと綺麗なこと。彼女が出てきただけで派手な舞台が一層華やかになり、多分同じ霊長類人目人科では無いとみた。真っ白な肌、鮮やか過ぎる青い目、すらりと伸びた長い足…男でなくてもうっとりです♪(彼女を捨てたトムよ、絶対間違ってる…ま、別れてからの方がニコールは活躍してますけどね)。
そして、負けず劣らず格好の良いのがユアン・マクレガー。顔立ちは甘い二枚目なので、今回の役にピッタリ♪本当に綺麗な男と綺麗な女の組み合わせを見ると、気分良いですよねぇ〜♪
物語は、最初にクリスチャンが語る場面でストーリーが分かります。故に、はらはらドキドキと言うよりは、音楽やダンス場面展開を楽しむ映画といったところです。公爵から二人を守るために、周りの人たちがアドリブ聞かせてコミカルにかわすのは、笑えて楽しかったです。前半部分は、コメディ色が強いかな。後半からちょっとトーンが落ちるけれど、ショーの場面もふんだんで楽しめます。
しかし、これは本当に映画館で見たかったよ…と思いましたです。はい。
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち
出演: ジョニー・デップ オーランド・ブルーム ジェフェリー・ラッシュ キーラ・ナイトレイ 他
ご存知2003年アカデミー主演男優賞にノミネートされた、ジョニー・デップの主演映画でございます。
ディズニーのアトラクション「カリブの海賊」を映画化したお話。
カリブの海で、沈没した船から救出された少年ウィル・ターナー。彼の金のメダルを見て海賊だと思ったエリザベスは、助けるためにメダルを隠す。そして時が流れ、伝説の帆船「ブラック・パール号」はエリザベス(キーラ・ナイトレイ)の持っているメダルを奪うため、エリザベスごと連れ去る。そして、彼女を助けるため、ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)は、一匹狼の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と手を組み、ブラック・パール号を追う…。
話の内容的にはベタ〜な感じもします。最新鋭(??10年後には古臭いんだろうなぁ…)のCGを使っての海賊骨骨シーンやらは、「うひゃぁ!!あひゃぁ!!」と奇声を発しつつ見てしまい、う〜ん、製作者たちの思う壺にはまっちまった気がするぜい…映画館で見たかったなぁ…。
なんてったって格好良いのは、ジョニー・デップとオーランド・ブルームよぉ!!あ〜ん、良い男を見ると、本当に惚れ惚れするぅ!!ブラック・パールを追うために船を盗み、船出していく予告などでもおなじみのあのシーン…う〜ん、感動♪あのシーンだけでも、この映画を見る価値があるわぁ(ジョニデ好きのみの意見かもしれない…流してください…)。
途中チョコチョコ現れる、ちょいと間抜けなジョニー・デップ。あんな役をやらせたら、本当に上手!!もう生き生きと演技していて、この映画の撮影中は、さぞかし楽しかっただろうなぁ。役になりきるために、歯を全部金歯にしたいと言って監督に止められたデップ。娘のメロディちゃんが「海賊やって」と言ったので、この作品を受けたデップ。…いいの、デップを見られるなら…うっとり…(壊れてます)。あぁそうそう、オーランド・ブルームは、普通に格好良かったよ。真面目な好青年、好演してたと思うけど、やっぱりデップに喰われちゃったよねぇ。おほほ。それから、気の強いエリザベス役のキーラ・ナイトレイ。撮影当時17歳って本当??なんだあの色っぽさ、存在感。今後に注目かも知れません。あとあと、忘れちゃならないバルボッサを演じたジェフェリー・ラッシュ。こういったおじ様がパワーを出してくれると、映画が面白くなるんだよねぇ。
人を引き付けるアドベンチャー娯楽映画。確かにとても面白いんだけど、それだけだったなぁ。アカデミーの最優秀主演男優賞を取るんだったら、もう少し深みがないと確かに駄目だったかも。ミスティック・リバーを見ていないから、なんとも言えないけどね。
出演: スーザン・サランドン ショーン・ペン 他
1995年、スーザン・サランドンがアカデミー主演女優賞を受賞した作品です。2004年のアカデミー助演男優賞を受賞したティム・ロビンスが監督・製作・脚本をしています。
2004年のアカデミー最優秀主演男優賞を受賞したショーン・ペンが、この作品では本当に悪人面なんだけどどんどん人間性を剥き出しにしていき鬼気迫るものがありました。スーザン・サランドンが、この役には彼しかいないと推薦したらしいけど、本当にそれが頷ける名演技でした。
シスターのヘレン(スーザン・サランドン)が、十代のカップルを殺した罪で死刑宣告を受けている囚人マシュー(ショーン・ペン)から手紙を受け取り、彼の世界に巻き込まれていきます。
死刑宣告を受けてから6年、そろそろ執行されるとわかっているマシューは藁にもすがるつもりで法的にも色々手を考えています。周りの人々、特に良識的な人からは「利用されているだけだ」と忠告を受けつつも、マシューの魂を救うべく放っておけないシスターヘレン。「本当に彼は救うに値する人間なのか」と苦悩する姿は、胸に迫ってきました。
一方で、被害者の親とも面談するヘレン。「何故あんなケダモノを弁護するのか」となじられても、ぐっと耐えて受け止めています。なじる親の気持ちも痛いほどわかる。そして、どうすることも出来ないヘレンの辛さも、とてもよく描かれています。シスターって、余り身近ではないと思いますけど、私はとても身近だった時期がありました。その経験上、こんなシスターがいたら本当に良かったよなぁ、と思いました。形から入って真実を見つめる人もいると思いますけど、「見た目なんてどうよ」って、普通の格好でカトリックのシスターをするって凄いことなんですよね。そして単に異端児ではなく、魂を救うべく身を削って働いていることを、素晴らしいと感じました。
死刑制度の是非・差別問題など、論争になる種は沢山持っている映画だけれども、シンプルに「人間が犯した罪によって傷ついた大勢の人々」を見ていると、辛くてとても痛かった。最後の30分なんて、殆ど声を上げて号泣状態でしたもん。少しでも相手のことを思うことが出来たら、自分のしたことによって周りの人々がどれくらい傷つくのか想像することが出来たら、世の中の悪いことなんて殆どなくなると思うんですけど…。